« Raffereddore | Principale | 恩師の著書『Nel Giappone delle donne』より 3 »

07/03/2006

語順とニュアンス。やっぱりちょっと修正します

 こんな質問をいただきました。
********
ロッシ夫妻は子どもがいますか? → Hanno figli i Signori Rossi?  I Signori Rossi hanno figli?  どちらもいいのでしょうか?
********

 イタリア語は、平叙文と疑問文で順番を変えることはしません。ただ、ニュアンスによって、それが平叙文でも疑問文でも同じように順番が変わってきます。というわけで、上の二つの文はどちらも正解ですがニュアンスが異なります。

Hanno figli i Signori Rossi? で、イントネーションのクライマックスをfigliにおくと、「子ども」を強調するということで、ニュアンスとしては「子ども?」という感じになり、ロッシ夫妻に子どもがいることを少し疑っているような「子どもいるんですか?ロッシ夫妻って」となります。
 平叙文にして
Hanno figli i Signori Rossi. としてもやはり「子ども」を強調するので、「子ども、いますよ、ロッシ夫妻には」というニュアンスになります。

 でも同じこの語順で、イントネーションにあまり起伏を持たせずに言えば、「子どもいますか、ロッシ夫妻は?」程度になります。

I Signori Rossi hanno figli? では、イントネーションのクライマックスはRossiにきます。普通に「ロッシ夫妻には子どもがいますか?」と訊ねるのはこちらです。すぐ上の場合との違いは、日本語でも同じで、ただ思いついた順が違っただけです。
 平叙文でも
I Signori Rossi hanno figli. で、「ロッシ夫妻には(複数の)子どもがいます」となります。

 ニュアンスまでは難しいですよね。かなり会話の場面を体験していかないと、こういう感覚を養うのは至難です。日本語に訳すときに、ニュアンスに忠実にやっていくことを心がければ、あるいは不可能ではないかもしれませんが、かなりマニアックな作業になるでしょうね(^^;) 

 語順だけじゃなく、イントネーションもそこに大きな役目を果たしますね。

|

« Raffereddore | Principale | 恩師の著書『Nel Giappone delle donne』より 3 »

Commenti

みりあさんご無沙汰してます。風邪はもうよくなりましたか?

語調とニュアンス、今回のような場合は私はその差をあまり気にせず使っていた気がしたのですが、あえて使い分けをするとしたら

Hanno figli i Signori Rossi? 
sigg.Rossiは既に話題に上っていてその中で子供のことに話題が及んだ時

I Signori Rossi hanno figli?
子供に関する話題が既に出ているとき、他の人はこれこれだけれど sigg.Rossiの場合はどうなのか?というとき

という風にしたくなります。
あ、でもこれは疑問文に限った場合になってしまいますね。
やはり難しい....

Scritto da: pigrona | 09/03/2006 a 12:01 m.

pigronaさん
 こんにちは!まだ鼻が完全に治ってません(涙)
pigronaさんの書いて下さった、先行する会話の流れの違いによる使い分けもあると思います。i Signori Rossiが後ろに来る方は本当にそうでしょうね。でもi Sigbori Rossiが文頭に来る方は、必ずしも子どもの話題が先行している必要はなさそうです。
 日本語も主語を後ろに持っていってほぼ同じ意味で使いますから、そのニュアンスの差と近い部分もありますね。

 この辺りは、あまり踏み込むと間違うことが怖いので、通常はどっちでもいい、ってことにしてしまいます。でも、シチュエーションを限ってでも、この辺のニュアンスの差も追究していければいいなって思ってます。何か思いつかれたときは、是非また教えて下さーい!

Scritto da: みりあ | 09/03/2006 a 07:54 m.

Scrivi un commento



(Non visualizzato con i commenti.)




TrackBack

URL per il TrackBack a questo post:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/164543/8983816

Di seguito i weblog con link a 語順とニュアンス。やっぱりちょっと修正します:

« Raffereddore | Principale | 恩師の著書『Nel Giappone delle donne』より 3 »